11月3日 マンガ家 里中満智子先生の特別講演を開催。

【学内イベント情報】
本日、マンガ家 里中満智子先生の特別講演を開催しました。ペルー独立200周年を記念したイベント『第49回日本文化週間』のスペシャルゲストとしてオンラインでご登壇され、NDSの学生約100名も受講させていただきました。

講演テーマは『マンガの魅力と描き方テクニック』前半では日本のマンガカルチャーがいかにして進化し今の表現力に辿り着いたのかというお話から始まり、マンガを描くということの魅力を丁寧に語っていただきました。

『マンガとは一人で作れる映画である』紙とペンがあればどんな世界でも作ることができるのがマンガなのだというお話を興味深く聞いていた学生は一生懸命ノートにメモを取っていました。

後半では個性的なキャラクターデザインテクニックを実演を交えて教えていただきました。マンガ作品には数多くの登場人物が必要になりますが、キャラクターが同じ顔にならないよう目鼻などのパーツごとにデザインをたくさん出し組み合わせる手法を実演いただき、その場で一緒にキャラクターデザインをしていた学生も多く見受けられました。

『上手に描けないと気づいた時が上達するチャンス』『良い作品は必ず誰かが読んでくれる』など、今まさにマンガやイラストを勉強している学生達は勇気とやる気をたくさんいただいた講義となったのではないでしょうか。

最後の質疑応答にもひとつひとつわかりやすくお答えいただきました。これまで500タイトルあまりのマンガ作品を執筆された里中先生ならではのエピソードを交えながら、マンガに興味を持つ人やこれから学びたいと思っている人、現在学んでいる人に向けてアドバイスとメッセージをいただきました。

学生にとって『描くことを楽しむ大切さ』を改めて実感できる大変貴重な講演でした。

里中満智子先生、素晴らしい講演をありがとうございました。