出逢いが、ヒトを動かします。

会長だよりの整理
2020年度 第2回目のメルマガです。
ことのはじめにあたり、私が担当している、この「会長だより」は
誰のために、何の役目を担っているのかを改めて整理してみました。

季節毎に、皆さん ( 校友会のメルマガ配信登録者、約1,000名 )の
所を訪れ、「ご機嫌ははいかがですか〜?」と一声かける、病院で
いえば院長先生の回診、昔の長屋( 今のアパートですね )でいえば
大家サンのご機嫌伺いの役回りであろうと勝手に決めました。
ご機嫌伺いのついでに、その季節毎の気の利いた一言をのこして、
次の何処かへフラ〜ッと立ち去る。コレでいくことに決めました。

今月の一言”出逢い”
で、今月は出逢いについて。
この学校で、「教える」ということに出逢わせていただき、45年が
経ちました。この3月の卒業生を送り出し、私もデザインを教える
ことを卒業します。
2011年頃より、教えるってことにやっと自信が持てる様になりました。
デザインは問題解決業ですから、授業では、「君は何を問題として、
何をどうしたいのか?」を学生さんと確認しながら授業を進めていくと、
ある時期、学生さんが、「デザインするって、そういうことか〜」と、
少し納得してくれ始めることが分かってきました。
デザインって何のためにあるのかが分かれば、後は枝葉の装飾部分です
からね。根元が分かれば、共感も早いようですね。

季節を届ける風や匂い
皆さんも、後輩に教える立場になられた方々も多いと思いますが、
双方で「目的は何なのか?」「誰に、どうなってもらいたいのか?」を
共有すると、コミュニケーションが上手くいくみたいですよ・・・

と、いう風に、このコーナーは一寸嬉しがってみたり、チョット、小言を
言ってみたりの、皆さんが次ページに移っていきやすい「季節を届ける
風や匂い」になるつもりです。

最後に
高倉 健さんが言ってらっしゃいましたが「人生って出逢いが大切ですね。
泣いたり、笑ったり、人生が変わったり、すべて出逢いから始まりますね」
って。毎日、機嫌良く過ごすためにはその出逢いを、上手に自分の中に
取り込む必要がありそうです。今年から、出逢いの大切さを語っていこう
と思います。
校友会のWebも開通します。皆さんに、いい出逢いがありますように。 

<校友会 SO-ZO-NE 会長 村中 凱>