WHY?を5回繰りかえす。何処かの企業の問題解決策です。
ゴルフの試合でのことですが、松山英樹さんが世界四大大会のひとつ、マスターズで日本人として初のメジャー制覇をしました。
4月12日、4月15日号のメルマガ原稿を書きながら、5月15日号には松山英樹さんのマスターズ制覇のことを書こうかと決めていましたが、このメルマガを読んでいる人たちはゴルフのことには興味が無い人々もたくさんいらっしゃるだろうと思い、話題を少し変更することにしました。
先日、4月14日に日デの新入生に特別授業をさせていただきました。その時に、彼らに言ったことは、
- 問題解決の元になる想像力をつけるようにしたいですね。
- 授業で、先生方の言われることをそのまま鵜呑みにしないこと。
- 自分の中で納得がいくまで、何故?ナゼ?を繰りかえすこと。
が大切ですよと、喋りました。
私はゴルフを始めて45年が経ちました。仕事方面でもゴルフ関係のものを数多くやっていた時期もありました。そんな関係で、事務所の人々にゴルフの手ほどきをすることがあるんですね。そんな時に、ゴルフスウィングのレッスンを真面目に受けている人ほど、こんなことを言ってきます。「村中さんの言っている内容を、もっと違う言葉で言い替えてください」と。
違う言い方、A、B、Cを言ってみても未だ納得できない顔の時、次のDの言い方をしてみた途端に、「あー、そのDの言い方なら、私は納得出来ます。Dなら、こうすればいいんですネ」と、次のステップに進めることが、何度も起きる様になりました。
言っている内容はほとんど同じでも、理解しやすいポイントが人によっては様々に違うのだナ・・と分かってきます。
学校の授業だって同じです。もっと違う言い方をしてくれると、私には分かりやすいのかもしれないと思う時、遠慮なく先生に何度でも問い直しなさいということです。
私は、放言・暴言グセ、確信犯グセがあり、自分でも気をつけているのですが、ついこんなことも喋ってしまいました。「先生の言ってることが、すべて正しいとは思わない方がいいですヨ・・。自分の納得のいくまで違う言葉にしてみてください。と、先生にお願いするのも、学生さんの権利ですから・・」
まあ、現場ではもっとキツイ言葉も使いましたが。例えば「最近の先生には勉強不足のバカもいてねー」と。こんなコトバにしないで、「最近の先生は一所懸命になりすぎて、周りを見る余裕が無いのかなー」の方が、優しい言い方になるのは分かっては、いるのですが・・・。
最後に、放言・暴言を責任をもって言いますね。「学生さんの前で、デザインのことを喋るのなら、もっと、コミュニケーションのイロハを勉強してきなさいよ」と、ある方々には、言いたいですね。
<校友会 SO-ZO-NE 会長 村中 凱>