どうやったら楽しんでもらえるか、それが一番。
最近面白いな、と思った広告の一つに
蚊取り線香の「キンチョー」の新聞広告があります。
▼紹介記事はこちらhttps://www.j-cast.com/2021/07/06415466.html
その全文を紹介します。
『インターネット広告とは大違い!
いま、いいよね。一方通行の新聞広告
【新聞広告は、あこぎなことしないから安心だよ!】
- 「この広告を見て、この商品を買いたくなったかどうか教えろ」なんて言わないよ!
- 「ポイントやるから個人情報よこせ」なんて言わないよ!
- この新聞広告、途中で見るのをやめた人の数を数えたりしないよ!
- 「この広告見たやろ、そしたらこの広告も見ろ」なんて言わないよ!
- 「広告見て買ったな、そしたらもう一回買え」なんて言わないよ!
- あなたが、いつ、どこでこの広告見てるかなんて知らなくていいよ!
- この新聞広告を見た後、何をしてるか詮索なんてしないよ!
- 「へぇ、こんな商品あるんだ。今度買ってみよう」…それだけで十分だよ。
』
この文章を読んだだけでも、デザイン業界に携わるものとして
(そして一般消費者として)
思わずくすりと笑ってしまいました。
さらに、広告の最下部からはキンチョーの特設ページに
誘導されるのですが、このページがなんとも香ばしく…笑
▼こちらですhttps://www.kincho.co.jp/internet/daisuki/
「あああぁ〜あったあったこういうページ!」という
なんとも言えないノスタルジックを醸すデザイン。
しかもソースコードはなんとキンチョーのロゴマークを
模しているというから驚き!
消費者と一緒に楽しむ、という感覚
この広告を見た時、とても楽しいなぁという感覚になり
きっと企画者やデザイナーもきっと
面白い!と思って作ってるんだろうなぁと思いました。
こういう仕事をしていると
どうしても「売る!」という思考に陥りがちだけど
本来やっぱり「楽しむ」という感覚が大事だし
そういう思考のお仕事の方が共感を呼んで「バズる」のだなぁと
勉強になりました。
そして、見事にその策にはまり
こうして紹介記事を書いている私がいます笑
こんな企画やデザインを
自分でも世に出していきたいものです!
★わくわくクリエイティブの種★
にやにやしながら仕事できるって、幸せ!
<校友会 SO-ZO-NE 役員 堀之内>