押さえつけていた気持ちを解放しましょう。

「大人を学ぶ学校」を再開します。

 2023年5月8日から新型コロナの扱いが変わり、やっと、皆さんとも少し大手をふって会えるようになりました。

 長いこと休んでました「大人を学ぶ学校」再開しようと思います。デザイン学校では社会に対応できるデザインを学んできたわけですが、つい、社会に出てしまうと目の前の仕事に追われ、あくせくと働くばかりになってしまいがちです。それでは面白くないと考え、2017年6月から校友会主催の「大人を学ぶ学校」というのを始めました。

 あの人に学校に来てもらい話を聞いて、その後、居酒屋でもう少し立ち入った話が聞けると、尚、楽しいナーと「出逢いから全てのことは始まる」をモットーに、いろんな方々に話を聞いてきた次第です。

第10回目は、6月23日 ( 金 ) 午後6時からです。

第1回目 2017年6月  
『人工知能AIについて』中谷日出さん

第2回目 2017年9月  
『漫画家手塚治虫さんとの出逢い』金子博亘さん

第3回目 2017年11月  
『あなたの知らない探偵の世界』金澤秀則さん

第4回目  2018年2月  
『自己啓発セミナー』金鹿研一さん

第5回目  2018年4月  
『ドローンブームの仕掛け人』岸本晃一さん

第6回目  2018年7月  
『漫画におけるエロスとは』山本直樹さん

第7回目  2018年9月  
『卵型スピーカーの不思議』茶屋郁夫さん

第8回目  2019年5月  
『STEAM   Thinkingでいこう』中谷日出さん

第9回目  2019年9月  
『あなたの知らない二胡の世界』こたにじゅん&中川エリカさん

とやってきて、コロナのバカヤローのせいで、長いこと、皆さんとワイワイ集まって楽しむことができなくなりましたが、2023年6月23日( 金)午後6時から第10回目を再開できることになりました。  
 「メタバースって、どう付き合えばいいのか?」( 仮題)がテーマで、スピーカーは、2022年度9月開催の日デ校友会作品展を、メタバースで面白く楽しませてくれた桑澤  聰さんが「もっと上手にメタバースを我々の生活に取り込むためには・・・」と話してくれる予定です。

その人の、想像力の出どころを知るのも面白い。

 私は山口県の出身なのですが、故郷の大先輩に高杉晋作さんがいます。彼の詩った句が大好きです。「おもしろきこともなき世におもしろく」。この句が私の行動の軸にもなっているようです。彼が唄ったという都々逸には「三千世界の鴉を殺し、主と添い寝がしてみたい」とか、「何をくよくよ川ばた柳水の流れを見てくらす」などを、どうも私の処し方の参考にしているのではないか・・・とも感じています。

 ここらで話を戻しますが、「大人を学ぶ学校」では、これからいろいろな面白いことを計画中です。宮崎駿さんの「ハウルの動く城」からミニチュアモデルを創った成澤一広さんに第11回目には来てもらう予定です。スタジオジブリがテーマパークを創るために立体模型が必要になったみたいです。平面に表現された世界をミニチュアとはいえ、立体で創るには、相当の想像力を働かせないといけないはずですよネ。「この階段の裏には掃除道具が立てかけてあるはずだ」とか、「ここには、蜘蛛の巣があり、ネズミの糞が転がっていそうだナ・・・」とか、そんな創作時の話を聞けたら面白そうです。

 目の前が、パァ-ッと明るくなりそうな、2023年の初夏です。  
 次々と予定している「大人を学ぶ学校」。楽しみにしていてください。

<校友会 SO-ZO-NE 会長 村中 凱>