納得できる言葉が引き継がれ、名言になっていく。

先輩・後輩の関係が上手く働くと、何かが生まれる。

 同窓・同郷というものを考えてみます。何が楽しいのか、何が面白いのか、よくわからないのですが、中学時代の仲間と年に4回、集まっています。男9人、女性4人が中心になりその都度、多少の出入りはあるのですが、かれこれ、30年近く続いています。

 私の時代は、高度成長期に社会人の仲間入りをさせてもらったため、建設業界の人間が多いのですが、彼らも定年退職し、好き勝手に楽しく暮らしています。大手建設業関係にいた仲間が、昔の会社の関係で色々な施設を安く使えるんですね。

 東京ドームをつくった仲間がいるんですが、彼のツテで一次会は国立競技場を見下ろしながらの宴会で始まります。二次会は銀座です。中学・高校の一年先輩のオーナーママがいらっしゃり、先輩・後輩のよしみで、甘えさせていただいてます。私たちは後輩ですから立場をわきまえて、酒の席とはいえ、よく働きます。ただ同然で、遊ばせてもらっているわけですから、当然です。

 その先輩も素晴らしい方ですよね。大学を卒業なさってそのまま銀座にお勤めになり、今は、次の「大人が夢を語れる場所」を計画中です。もちろん三次会は、後輩が、やっているカラオケ・スナックで撃沈です。

先人の意思を受け継ぎ、それを引き継ぐのが後輩の役目。

 私は山口県岩国市の出身です。高校は柳井高校でバスケットをやっていました。明治大学で中途半端に遊んでいた頃、急にデザインというものに興味が湧き、山口県の家のそば、先輩のお姉さんに相談しました。「山名文夫先生がデザイン学校をつくったみたいだから、そこに行きなさい!! 」と、即断されました。

 そのお姉さんは多摩美の卒業生で、山名文夫先生は資生堂のデザインの礎をつくられ、多摩美でも教えていらっしゃり、日本デザイナー学院の初代学院長だったんですね。

 この学校で、私の師匠の板橋義夫大先生にも逢える訳です。何年か後に、板橋巨匠の事務所を引き継いでやることになりました。その頃、よく聞いていたのですが、理事長の呉永石さん、初代学院長の山名文夫大先生、元日宣美事務局長の板橋義夫巨匠は、「四年生大学が教えきれていない、わかりやすいデザイン教育をやりたい」が日本デザイナー学院の出発点だったそうです。

 話を少し逸せますが、あのビッグモーターも岩国の出ということで少し恥ずかしい思いをしておりました。しかし、あのバスケットの河村勇輝くんが柳井の出ということで、私は酒の席では。岩国の出であることを封印し、柳井高校のバスケット部の出であるとほざいています。笑

校舎も新しくなりました。触りに来ませんか。

 9/23・24と日デのアート・フェア ( 昔の学院祭ですね )が開催されます。9/23( 土)午後6時から日デの卒業生2万人を対象にした同窓会が開かれます。午後3時からは卒業生の成澤一広さんが校友会主催の「大人を学ぶ学校」に登壇してくれます。来春、名古屋のジブリパークにオープンされる「ハウルの動く城」の縮小模型を創ったようです。ハウルの動く城は、動画はありますがそれは平面です。それを立体にするには相当の想像力が必要です。膨大な数の縮小模型を作り、それを組み立て、スタジオジブリにチェックしてもらう。ジブリ側も、誰も立体としてのハウル城を知らないわけですから、お互いの想像力の集大成が縮小模型となるんですね。

 9/23 15 : 00 からは成澤さんの立体模型作りの面白話を聞き、18 : 00からは3年間、休まざるを得なかった同窓会です。( コロナのバカヤロウのせいですが・・)いつかきっと、この先輩・後輩のつながりが面白い話として転がり始めるんですよね。人間って、そういう生き物ですから。

 同窓会の一次会は9Fホールを用意しました。二次会は銀座というわけには行きませんが、近場の会場を用意しますので、メルマガ内に同梱の出席案内の返事をしてくれると幹事も助かります。当日フラリも大歓迎です。

 同郷の大先輩、高杉晋作さんの句です。「おもしろき こともなき世に おもしろく」これが村中の背骨をつくっています。 9/23 楽しみにしております。

<校友会 SO-ZO-NE 会長 村中 凱>