先輩・後輩ができることで「新しい関係」が生まれる。
新社会人のみなさん、自分のペース出てきましたか?
2024年3月に卒業なさったみなさん、社会人キャリアも3ヶ月が過ぎようとしています。「こんなはずではなかった・・・」とか「毎日、面白い仕事にでくわし、新鮮です」とか、慣れない仕事に飛び込み悲喜こもごもでしょう。「もう少し、勉強しておけばよかった・・・」の人もいれば、「好きなことがやれてお金がもらえるなんてラッキー!」な方、それぞれだと思います。
実は私も55年前、皆さんと一緒の社会人一年生でした。就職した事務所がバリバリのデザイン事務所でしたので、毎日、帰りは午後11時から12時くらい。朝は10時には出社して、先輩方の仕事環境を整えることがルーティンワークでした。その時、身体で覚えたのが「40案出しノック」でした。帰る時、課題が出て次の朝に40案を発表し、ボロクソに酷評される。
学校時代は、よく出来た方だったのですが、現場ではその案が全ボツを喰らうわけです。でもこの「40案出しノック」が、のちの自分をつくってくれました。
2025年10月に、この学校は創立60周年を迎えます。
一年遅れで、写真校も創立60年になりますので、2026年7月に両校合同の大同窓会を開くことが決まりました。デザイナー学院が山名文夫学院長で、写真校が井深徴学院長でした。そして理事長が呉 永石さん。
60年の歴史を積み重ねているわけですから、校長はじめ教員、講師の方々もすべてお招きいたします。卒業生も80歳近い方々から20歳までの幅広い出席者になるのではないかと思います。
学校で大切なことは、考えるアタマと仲間をつくることではないでしょうか。そして、社会人になってからは、先輩・後輩の絆をつくることと思います。自分を真ん中に置き、上に10歳くらいの先輩がいて下に10歳くらいの後輩がいる。小・中・高・大学と、ちょっと困ったときには学校の先生もいいかもしれません。こういうネットワークは絶えず組んでおくのが理想ではないでしょうか。
大規模な同窓会をやるにあたり、お願いがあります。
2024年7月3日に校友会の役員会がありました。前記のような内容は決めたのですが、同窓会の案内をする連絡網に弱いところがあります。デザイン校には2万人強の卒業生がいます。その一割にあたる2,000人近い人が校友会員としてメールアドレスを登録してくれています。しかし、このところ、メルマガを配信しても帰ってくる方が増えています。一度、登録したメールアドレスを変更されて、再登録なさっていない方が、いらっしゃるようです。
そこでお願いです。このメルマガが月々15日に配信されている方はいいのですが、お仲間で、もし、未登録の方がいらっしゃればメールアドレスの登録を勧めてくれませんか。( メルマガ登録方法はコチラから )
2024年いっぱいで、連絡網を整理し、2025年の春頃から同窓会の案内をして
いくつもりです。
追記
例年通り、2024年9月末にはアートフェア ( 昔の学院祭です )が開催されます。
そのとき、いつもの同窓会は開きます。その案内は8月15日号でいたします。
2024年3月の卒業生は無料ですので、楽しみにしていてください。
<校友会 SO-ZO-NE 会長 村中 凱>