新年度。気持ちの持ち方で、ほとんどのことは解決するはずだ。

すべてのことは出会いから始まる。

  4月3日、入学式に行ってきました。ご存知の方もたくさんいらっしゃると思うのですが、最上階にプラネタリウムのある渋谷区文化総合センター大和田が会場でした。あいにくの小雨まじりの月曜日でしたが、新入学生の夢にあふれた顔にふれるだけで、気分が良くなりました。校友会からは、歓迎の花を贈っておきましたこと、ご報告します。

 入学式の後、職員・講師懇親会があったのですが、こんな集まりでは久々のアルコール解禁だったように思います。3月10日の卒業式後に謝恩会は行われたのですが、こちらは学生さんもいらっしゃることで、ノンアルコールなんですね。懇談会の後は講師の方々と二次会が設けられたのですが、デザイン校と写真校の講師の方々との合同でしたので、これは相当面白かった。

 デザイン校、写真校の初対面の先生方とも諸々の話ができていい日になりました。少しお酒が入ると、踏み込んだ話もできやすくなるようです。

「もっと」という欲が、心を動かしていく。

 4月7日、新一年生のための特別授業に行ってきました。去年もこの時季、同じような授業をやっている関係で、去年、どんなことを喋ったのかを調べなおしてみたところ、少しつまらないなーと感じたところもあり今回は大手術をしました。

 それと、4月3日に写真校の先生方に、最近の現場のデザイナーはどんな感じ?と聞いたところ、仕事の現場では、ある目的に向かって相棒になるべきデザイナーとカメラマンなのに、「デザイナーと意見の交換が少なくなった」「こんなのを撮って欲しいと主張しなくなった」と、少し淋しそうに語ってくれましたので、もっとデザイナーは「欲」を前面に出してもよいのではないかなーと、話をしてきました。

 と言っても、話す相手はまだ一度もデザインの授業を受けてもいない新入生ですから難しいことを言っても始まりません。とにかく、あまり生真面目にならず、「こんなモノがあったらいいナー」とか、「こんなコミュニケーションがあったらいいナー」が、もし自分の中に芽生えた時には、ならば、どうすればいいんだよ?と、次を考えればいい・・・と、「欲」について語ってきました。

「校友会のメルマガ届いている?」と、聞いてくれませんか。

 4月15日、このメルマガがみなさんに配信されているはずですが、今現在、校友会の役員を改選中です。2011年に校友会が発足し14年が経ちました。2026年の1月には、デザイン校・写真校ともに60周年を迎えますので、大々的に同窓会を開きます。総出席者数を600人と予測しています。

 歴代の先生方やアドレスのわかる卒業生にはすべて、ご案内を出したいと思っています。そのためにも、校友会役員の方々には次世代の方々の密でパワフルな動きが必要なのでは・・・というキモチです。

 近々、同窓会の開催日時等、詳しいお知らせもできると思いますので、その節にはよろしくお願いします。みなさんのお友達で校友会員に登録されていない方がいらっしゃれば、会員登録をすすめてください。

<校友会 SO-ZO-NE 会長 村中 凱>