「ナゼ?」から始めて「ナルホド!」を繰りかえすと、自分が見えてくる。みたいです。
すべてのことは、出逢いから動き出すことがわかってきました。
美しい貌に出逢いたい。
そして、今年こそ、お会いして、ふくらんだ時間を持ちたいものですね。
・・・と、2020年の年賀状に書かせていただきました。
しかし、約一年前、2月頃より新型コロナ禍が始まり、外でヒトやコト
やモノに出逢うという行為をとりづらくなりました。
年賀状にも書きました様に、出逢いがあり、すべてのことは動き出す
と思っていますので、その出逢いを封じられることは辛い年明けと
なりました。
本を読むことは、昔から好きだったのですが、出かけられないことに
文句をたれていても仕方のないことですから、2020年は心が動いた
方面の本を乱読することに決めました。年の瀬に、読んだり眺めたり
した本の数を数えてみたら、約150冊くらいになっていました。
おそらく、私の一生のテーマであろう「男と女は、何故、こうまで異星人
なのか?」に関するものが多数を占めるのですが、春夏秋冬と季節毎に、
湧き上がってくる様々な「ナゼ?」に対して、まずは書物からヒントを
得てみようとする動きを楽しんでみた次第です。
ある本を読むことで、第一の「ナゼ?」には、近づくことができるの
ですが、その本の中から又、次の「ナゼ?」にぶつかってしまう。もう、
芋づる式に読む本の量が増えていきます。
知識を増やすのではなく、知恵をつけたい訳ですから、考える時間が
必要になってきます。で、朝の3時間が、考える時間のゴールデンタイム
になる様です。その考えの少し醗酵したものを手帳に書き記しておく。
それを、3ヶ月後位に読み返してみて、「アレッ、ナゼこんなことを
考えてしまったんだろう?」とナゼ?のドツボにはまる訳です。
そして、2021年の年賀状には、こんなことを書きました。
艶気って何だろうかを考えてみた。姿・形・色・音などが整っていて、
鮮やかで快く感じられる様を【 美しさ 】という。その側で、
【 透明な秘密 】を瞬間、見てしまうことがある。それが、【 艶気 】
であろうと、勝手に決めた。2021年、艶気のある刻に出逢いたい。
淫らな匂いを感じながらネ・・・と。
このコーナーは、会長の挨拶と言うより、市井のオジサンの独り言で
いこうと思います。会長あいさつにすると、何かつまらないものに
なりそうですから。こんなことを喋れのご要望があれば、
言ってくれると、嬉しいです。
日デは今年度、卒業式・入学式ともに、今のところはやれる様ですよ。
学生さんにとっては、大切な想い出づくりの場でしょうから、
二つの式はやってあげたいですよね。
皆さんも、自分のやれることを淡々とやっていきませんか。
村中 凱