宇野亞喜良先生によるトークショー「1934-2024」が開催されました!


【学内イベント情報】
イラストレーター・グラフィックデザイナーとしてご活躍中の宇野亞喜良先生によるスペシャルトークショー『1934-2024』が開催されました。聞き手には日本グラフィックデザイン協会の事務局長である大迫修三先生をお迎えしました。

今回は専門学校日本デザイナー学院の創立60周年を記念した特別企画として実施されました。時代を切り拓いてきたお二人の講演は、多くの世代の人々を魅了し、深い影響を与える貴重な機会となりました。

宇野先生には、膨大な作品の中から厳選された作品を紹介していただきながら、その創作の背景や歴史についてお話しいただきました。「歴史」「演劇」「絵本」という三部構成で展開された講演は、90分があっという間に感じられる濃密な内容でした。

イラストだけでなく、ロゴやフォントデザイン、洋服のデザイン、人形、舞台美術など、多岐にわたる宇野先生の作品の幅広さと膨大な量に、学生たちは圧倒されていました。また、時代を超越した宇野先生独自の世界観やイラストのタッチに憧れを抱き、「もっとイラストを描きたい」という意欲が湧いた学生も多かったようです。

講演の最後に宇野先生から「絵を描くことが好きだからこそ、ここまで情熱を持って描き続けてこられました。皆さんもその気持ちを忘れないでください」と、温かいメッセージをいただきました。

今回の貴重な講演をきっかけに、学生たちが人々の心を動かせるクリエイターを目指し、一層努力を重ねてくれることを願っています。宇野亞喜良先生、大迫修三先生、ありがとうございました!