2025年。キモチよくスイッチを入れましょう。

習慣になれば、そんなに苦ではなくなる。
正月の2・3日は決まってやっていることがあります。この35年くらい、箱根駅伝を現地で観戦しています。4区から5区の中継地点が多かったのですが、往路のゴール地点だったり、ある年なんかは5区の中間くらいに宿泊し復路の6区も観戦し、いざ帰ろうとしましたら、雪のためクルマがスリップしてしまい谷に落ちかけ日本テレビの放送スタッフに助けられたこともありました。
この10年間くらいは、箱根湯本駅近くで観戦し、山登りのクライマックスは、近くの湯本富士屋ホテルに伺い、テレビでゴールを見届けるのが慣わしになりました。ゴールを観た後は富士屋ホテルさんの知り合いと、近況報告会をし、さて、今年も頑張ろうと、スイッチを少しだけ入れる仕組みです。
35年前に富士屋ホテルさんと知り合い、その関係で駅伝も現地で観るようになり今に至るという訳です。
習慣を慣習にまでたかめたい。
習慣を辞書で調べてみると、長い間繰り返し行ううちに、そうするのが決まりのようになったこと。とあります。慣習は?と調べると、ある社会で古くから受け継がれてきている生活上の習わし。しきたり。とあります。
どうも箱根駅伝は、現地で生の空気に触れないと気が済まないのは、35年間積み上げてきた何かがあるんでしょうね。走者が到着する1時間前くらいから現場に人だかりが出来、最終ランナーが走り抜けた後は、30分も経たないうちに、普段の日常に戻る。
刹那という程、大袈裟なものではなく瞬間的に場が盛り上がり、一瞬で元に戻る。今年の年賀状にも書きましたが、一閃残心( これは私の造語で辞書を引いても出てきません )という心構えで生きていますので、このどこかに現地での駅伝観戦は通じるものがあるのかもしれません。
面白がる気持ちさえあれば、始まりはすぐソコ。
習慣を慣習にまで高めていけば、世の中はうまく動くのではないかと思っていますが、ひとつ忘れてはいけないなーと思ってることがあります。
なんのために、それをやろうとしているのか?の目的の確認を怠らないことです。その目的に納得さえできれば、これは相当面倒くさいことだなーと思えても、少しの面白がる精神さえあれば、脳ミソも身体も動くはずです。個人の感想ですが、納得できて面白がれれば、自分のスイッチが入りやすくなるのではないかと思っています。
校友会のあり方を今、模索・検討中です。近々、新しい報告ができると思いますので、楽しみにお待ちください。校友会の近況報告でした。
<校友会 SO-ZO-NE 会長 村中 凱>