誰かの宝物になるかもしれない。
「破天荒フェニックス」
少し前の話になりますが
年末年始に旦那が見たいというので
「破天荒フェニックス」という3夜連続ドラマを見ました。
OWNDAYSというメガネブランドを
倒産から救った起業家の話です。
エピソードのご紹介
そのエピソードの一つとして
東日本大震災が起こった際、
「メガネが壊れて困っている人がいるかもしれない」と
みんなでメガネの修理販売をする
ボランティアに向かうのですが
そこである一人のお婆ちゃんから社長はお礼を言われます。
そのお婆ちゃんは、震災で家族と離れ離れになり
かつ、老眼鏡を失くしてしまい
避難所に貼ってある生存者掲示の名前が読めず
家族が生きているか死んでいるかも分からず
ずっと生きた心地がしない生活を送っていたそうです。
そんな中
OWNDAYSのボランティアスタッフのおかげで
目が見えるようになり家族の名前を発見!!!
安堵と感動で涙したといいます。
そのお婆ちゃんが
「私のぼやけた世界に光をくれて有難う」
というようなセリフを言うのです。
正直メガネって生活必需品で
あって当たり前の物だし、毎日使っていると
有り難みも薄れてきてしまいますよね。
でも、目が見えると言うことは本当に素晴らしい事で
なににも代え難い物なんだなぁとハッとしました。
自分自身も初めてコンタクトを装着した時
街の光がキラキラ見えて感動した事を思い出しました。
私たちの仕事
私たちのデザインや写真といったお仕事も
もはや生活にあって当たり前のもので
毎日求められた物をただ作る、という『作業』に陥りがちですが
震災の後、SUNTORYの「上を向いて歩こう」のCMを見て
誰もがほっとしたように
震災でなくしたと思っていた写真が瓦礫の中から発見されて
多くの方が涙したように
本来、私たちが作っているものは誰かの宝物に
なり得る素晴らしい物なんだなぁと
改めて感じられた出来事でした。
そう思うと、日々の仕事にもまた力が入りますね!!!
★わくわくクリエイティブの種★
あなたの仕事が、誰かの一生の宝物になるかもしれない!
<校友会 SO-ZO-NE 役員 堀之内>