自分流の方程式があると、人生、面白い。

世の中のほとんどの動きは、企画から具現への流れの繰りかえしと思う。

もっと、簡単に言うと、・疑うこと▶︎思いめぐらすこと▶︎考えること▶︎
思いつくこと▶︎トライすること▶︎そして実現することの繰りかえしと思う。
まず、想像力を働かせ、「もっと」の扉を開けることから、モノゴトは始まる。

自分の頭を整理するために、3という数にこだわっている。

■3秒間は瞬きの間なので、その一瞬で、ほとんどのことは決まるはず。
 自分のために「閃光残心」というコトバを造って、戒めとしている。

■3分間は全神経を集中できる最大の時間と思っているので、何かを得たい時には
 3分間の瞑想ゾーンに入ることにしている。

■3時間までなら、ひとつのことに夢中になれるので、考えごとにしろ、
 手作業にしろ、没頭する様に仕向けている。3時間以上は散漫になるので、
 全く別のことに頭や技を移すことにしている。

■3日間は、あることに、最終決断を下すために必要な日数だと思っている。
 朝の時間が、頭のフル回転にはベストなので一日目の朝の3時間で、
 その件について考え、二日目の朝に修正を加え、あるいは大手術を施し、
 三日目の朝に最終点に到達するようにしている。

■3ヶ月は、ひとつの季節から次の季節に移る節目にもなるので、自分が
 目指している方向に、誤りがないか、問い直す時季にしている。

■3年は、あることの成果を確認できる年なので、冷静に、そのものを、
 視つめ直してみることにしている。

■30年たっても、頭の中に残っているものが本物だろうと、勝手に決めて
 いるので、その時は自分の軸を再確認している。

■方向性を3つ用意するのも、いつも、やっていること。
 例えば仕事でプレゼンテーションする場合でも、相手が反応しやすい
 方向を3つ用意する。選択しやすい方向を提示するのは、礼儀とも思っている。

まとめると、1は独占感が強すぎる。2は右左、上下と別方向を強調しすぎる。
そこで3は、初めて自由を手にした感があり、自分の想像力を思っきり
働かせることができる第一歩のように思える。

大切なのは、単純に鵜呑みにしないで、どんなことが起きても、まずは自分の
頭の中に入れこみ、噛み砕いて、外に出すということだろうと思う。

( 実は、この原稿も一日目の朝に書き始め、二日目の朝に修正し、三日目の
    朝に脱稿したものです )

<校友会 SO-ZO-NE 会長 村中 凱>