共感・納得・欲望の実現が快感を生むみたい。

今年は自粛モードもあり、人に会えないことも影響しているのでしょうか、年賀状を出す人が、増えているようです。
私も27歳から自分の事務所を持ち、45年間、年賀状は多い時で1,000枚くらい、今年あたりは700枚は出している状態です。

何故、こんなにもって感じですが、自分で会社を経営すると、このところ、ご無沙汰しているクライアントへも、「村中、どうにか生きてますョ〜、そろそろ、仕事しましょうョ〜」と、年賀状を出すことで、大手を振って営業行為ができる訳ですね。

でも、若い頃なら、「何か仕事ないですか〜」と、物欲しそうな顔をすれば、「じゃー、この仕事やりますか?」となっていたのですが、少し、キャリアを重ね、ギャラも高くなると、それだけではまずくなります。

コミュ二ケーションを重ねる双方が、その先に共感できる何かの出口( 入口でもいいのですが )が、見えないと、面白くないのです。

「なるほどネ」つて、共感して納得して、腑に落ちた時の心の動きです。
「これ面白いね」って、目の前がパァーッと明るくなる瞬間です。
「ニンマリ」って、ヘッヘッヘッ、一寸得した気分だな・・・とか。

この三拍子が揃えば、コミュニケーションの場では、共感、納得が生まれ、心が動きます。

そして、ダメ押しで相手が心の内で、チョロチョロと燃やしていた欲望を叶えるキッカケになりそうだと思ってくれれば最高です。
この三拍子を上手に使える様になると、コミュニケーションの達成も目の前です。

心理学の先生から教えてもらったのですが、
「ヒトって快感を求めて、すべての行動を決めている。共感して納得して、欲望が実現しそうだと感じた時に快感が生まれる」そうです。
自分が動く時も、相手の方に動いてほしい時も、納得して気持よく動きたいものです。

校友会も動きが思うにまかせられない一年でした。
校友会の来年の予定です。
「先輩から届けるVOICE」というタイトルで、一人3分ぐらいの動画を作ります。
内容は、「こんな人を社会は待っています。で、僕は私は、こんな学生生活を送っていました」」というものです。授業は先生方から教わるにしても、なかなか聞けない社会人の先輩の声をデリバリーしようとするプランです。在校生が聞いて「ならば、オレもワタシも自分のために頑張ろう」となってくれる先輩からのメッセージです。

年が明けたら、動き出しますので皆さんのご協力、よろしく御願いします。


<校友会 SO-ZO-NE 会長 村中 凱>